日中の極度の眠気や倦怠感が強い場合、
眠っている間に呼吸が止まっていること(睡眠時無呼吸症候群)が
原因の場合があります。
睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病を悪化させます。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に何度も呼吸が止まり、気道の閉塞などが原因といわれております。肥満やメタボリックシンドロームでも、交感神経の興奮による不眠症や、睡眠時無呼吸による睡眠障害の頻度が高くなります。
夜の項目でチェックが2つ以上あり、他の項目、あるいは病気のチェック項目にも該当するなら、睡眠時無呼吸症候群が疑われます。
軽症の方は、減量や飲酒を控えるなどの生活習慣の改善により症状が軽減したり、なくなることもあります。中~重症の方は、マスクによるCPAPという治療法が行われております。
当院では、睡眠時無呼吸症候群の簡易検査(健康保険適用)を行っております。
※簡易検査(健康保険3割負担適用)はおよそ3,000円で検査が可能です。
夜こんなことはありませんか?
- いびきをいつもかかく
- 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある。
- 苦しくて目が覚める
- 夜トイレに何度も起きる
- 口が渇く
- 胸焼けがする
他にこんなことありませんか?
- いつも眠い、居眠りをする
- だるい、疲れる
- 仕事に集中出来ない
- 起床時の頭痛
病気で困っていませんか?
- 高血圧なのに薬がよく効かない
- 心臓の病気がある
- 肥満や糖尿病である
- 痛風や脂肪肝である
睡眠時無呼吸症候群(SAS) 簡易検査の流れ
Step1簡単な問診・アンケート
日中の眠気や睡眠中のイビキ等の症状、生活習慣についてご相談下さい。
Step2ご自宅での簡易検査
手順書に従い、一晩のみ寝る前に腕に簡単な検査装置を装着して寝ていただきます。
Step3診断結果の説明
検査結果を医師より説明させて頂きます。
検査によりわかること・・・
- 無呼吸や低呼吸の重症度
- さらに詳しい検査が必要かどうか
- 早期にCPAP治療の導入を必要とする場合があります。